「蒼き炎」(石川サブロウ)

明治中期―――。 ある小さな村で2人の赤ん坊が生まれた 一人は地主の長男『川上龍太郎』、もう一人は小作人の長男『大山竹蔵』である。 川上は村の画塾で絵の勉強をし、将来は画家になる事を胸に秘めていた。 いっぽう大山は家の手 … もっと読む

「我が家の根っこ」(魚戸おさむ)

村上もとか先生、石川サブロウ先生のおふたりに誉めていただいた作品です。このお二人、滅多に誉めませんからね。大変に嬉しかったですよ。 作品を描くきっかけになったのは、正月にかみさんの実家に帰ったときです。本家の宴会に出席し … もっと読む

「超新星メギド」(星野之宣)

 シリウスが赤く染まった。 誰もが知る、一等星の変化はその後地球を襲う災厄の予兆だった。シリウスの影に隠れていた赤色巨星が崩壊し、地球にニュートリノの嵐が降り注ぐ…。 巨大な宇宙現象と戦う人類達の戦いを描いた、科学短編。 … もっと読む

「ゴールドラッシュ」(魚戸おさむ)

『ぼくの父は、二年前母ににげられました。』 とあるアパ―トに住む小学生「東久留米純」は、 父と子の二人で暮らしていた。 そんな父も今は会社をリストラされ、 新しい仕事はみつからず、 失業保険での生活を二人でおくっているの … もっと読む

「不如帰」(高見まこ)

母親を肺病で失ってしまった「浪子」は、陸軍中将の父と妹の「駒子」、 「幾」を始めとした使用人達と一つ屋根の下で暮らしていた。   ある日、父が急に再婚をし、外国帰りの美しい新しい母親「茂子」が来ることになる。 … もっと読む

「友よ!龍馬よ!!」(石川サブロウ)

物語の始まりは文久2年11月―――。   筋金入りの尊皇派志士「高杉晋作」は、 同志でもある久坂玄瑞に坂本龍馬を紹介される。 しかし、その印象は決して良いものではなかった。 その頃の坂本龍馬が江戸に戻って来たの … もっと読む

「岩手の人々」(三田紀房)

ついにぽけまんに三田紀房が登場! 故郷・岩手の人々への愛がこもった短編読切です。     「岩手の人々」を読む

「バスフィッシャー立木」(下條よしあき)

夜な夜な夢に妻と息子の姿が出てきて、後悔をする日々を送る嵐丸――― そんなある、嵐丸は日琵琶湖で行われるバスフィッシングのトーナメントに招待をされ、 久しぶりに日本に帰る事になるのだった。 日本に戻れば、妻と息子に会える … もっと読む