北海動沿岸で漁業を行っていた福本達は、ある日仕事をしていると
4メートル以上の巨大なボスを中心とした、トドの群れに遭遇する。
トド達は漁に使う網を食い荒らし、関係者達からは『海のギャング』と呼ばれ、悩みの種となっていた。
船に乗るっていた一人の男が、その鬱憤を晴らすために福本の注意を無視して船のスピードをあげ、トド達の群れを驚かせようとするのだが、
操舵ミスを犯してしまい船は岩礁に乗り上げ、福本は船から振り落とされてしまったのであった―――。
本庄敬・「ニッポン動物記」氷海のライオン2公開中です。