元ヨコルトの投手だった『越田』は2軍から1軍上がったその日に大きなヘマをしてしまい、 すぐに2軍に戻され、その年のオフにクビになってしまった。 それから3年。 越田はすっかり野球にかかわらなくなり、借金に追われる日々を過ごしていた。 ある日、いつものメンツで麻雀した帰りに、街の真ん中にある大きな野球グラウンドを見かける。 そこで越田は、一人の少年が野球の練習をしているのを見かけるのであった。 越田の気まぐれで、その少年に投球のアドバイスをしていたその時、 麻雀仲間が金になる話があると急いでかけてきたのだった。 その内容は、この野球場の権利をかけて野球で勝負すると言うものだった。 果たして、越田はこの闘いに勝つことが出来るのかっ!?
「ラストマウンド」(竜崎遼児)
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